こんばんはBar re:frainです。
今日は簡単に酒類についてざっくり解説していこうと思います。
ぶっちゃけほとんどの方には生活していく上で役に立たない事の方が多いと思いますが、レストランでの食事やバーでお酒を嗜むに当たって少し知識があるとよりその時間が楽しくなると思うので、ふとした時に思い出したりしてみてくれたら幸いです。
それでは解説していきます。
まず大枠で
①醸造酒
②蒸留酒
③混成酒
の三種類に分けられます。
今日は
醸造酒について書いていこうと思います。
①醸造酒
ワイン、ビール、日本酒など原料を発酵させたものです。
ワインは主にブドウを、ビールは主に麦を、日本酒は主に米ですね。
他にも果物を発酵させたフルーツワインや、小麦を発酵させたホワイトビールなどもあります。
ワインなど果物は糖分が多いので、絞ったブドウジュース中の酵母がブドウ糖をアルコールへ変えていきます。
なので甘みが強いブドウの場合、ワイン自体のアルコール度数が強くなり、しっかりとした重めのワインが出来上がります。
逆にブドウ自体の糖分が少ない場合酸味が強かったり、割と軽めのワインが出来上がります。
アルコール度数を高めたり、ガスを発生させる為や味わいの調整をする為に、あえて加糖する場合もあります。
シャンパンなんかはほぼこうして出来上がってます。
加糖してないものはラベルに
ノン・ドサージュとか
ドサージュ・ゼロなどと書かれてるので、購入の際の参考にしてみるのもいいかもしれません。
続いてビールですが麦や小麦が原料なので、自力で糖化する事が出来ません・・・
まず麦芽を糖に変えてあげなきゃいけないので、麦にお湯を加え温度を調整する事によって、麦芽の中のでんぷんを糖質に分解してあげます。
これによって出来た麦汁にビール酵母を加え発酵させます。
最近はあえてビール酵母を加えずに自然に発酵させる方法なんかもあるみたいですが省きます笑
ここで糖化された糖分の量によってアルコール度数なんかも決まってきます。
後は発酵の際の酵母の動きをコントロールする為の温度でも変わってくるそうです。
どのタイミングでホップを入れるか、発酵方法などでも味わいは大きく変わってきます。
続いて日本酒ですが日本酒の原料の米も糖分が少ないため自力で発酵できません。
日本酒の場合はざっくり言うと米、酵母、麹、水を合わせ糖化と発酵を同時に行います。
同時に麹は酵母を増殖させる力があるのでアルコールも同時にたくさん生成されます。
一つの工程で糖化と発酵を同時に行うのが日本酒造りの大きな特徴です。
これによって20度近い高アルコールが生成されます。
麹のパワーすごい・・・
自然に発酵させると15度くらいが限度なんですよね。ワインなんかが典型例です。
それぞれ違いがあり
ワイン→単発酵酒
ビール→単行複発酵酒
日本酒→平行複発酵酒
って感じですかね・・・同じ醸造酒ですがここまで造りが違います・・・
もっと細かいところまで突っ込むと資格が取れる話になってくるのでこの辺で・・・笑
詳しく聞きたい方は是非お店で話しましょー★
あんまり詳細だとわからない事も多いですが、ざっくりとした説明は出来ると思います。
それでは今月もあと少し!
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カクテルやおつまみメニューも随時更新してるので是非足を運んでいただけたら嬉しいです。
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